4:31 PM ヴェネツィア茶会について

潮工房展に伴うお茶会は2013年の鎌倉での「西御門茶会」から始まりました。

長い話になりますが・・小西さんが長く表千家の先生のもとでご修行されて、ガラスのお茶道具も制作するようになり、江波さんも裏千家のお稽古を始められてからになります。

茶道具作品の完成度が増す中、卯甲ではガラスのお茶会を企画、昨年は在スイス日本大使館で「ベルンアート茶会」を作品展示とともに開催致し、スイスの方々に初めてとも言うべきガラスのお道具でのお茶を楽しんでいただきました。

今年はいよいよヴェネツィアでの展覧会に伴い「ヴェネツィア茶会」を予定しております。オープニングの9月19日・20日とクロージングの11月28日に展覧会場である国立東洋美術館で開催致します。

小西さんの師である表千家の小林都先生はじめ社中の皆様がはるばるお運び下さり、ヴェネツィアでのお点前が実現の運びになりました。日本の歴史ある茶道とヴェネツィア技法による美しい作家作品とのコラボレーションでヴェネツィアのお客様をおもてなししたいと思います。小西さんと江波さんは半東としてお茶とお道具のご説明役を担います。異国の地でのお点前ながらきちんとしたかたちをご覧頂きたく、現在鋭意準備中です。

乞うご期待下さい!

4:53 PM Delizie di vetro. タイトルの意味について

「Delizie 」という言葉はイタリア語で美しい、魅力的、楽しい、喜びなどポジティブな意味を持つ言葉です。二次的に美味という意味もありレストランの名前になっていたりもします。

日本語の「美し」も美しい、うまし、うるわしいの意味を持つことと重なります。

ヴェネツィア東洋美術館の前館長スパダヴェッキアさんが在任中に江波作品を見て、つけて下さったタイトルですが、それはこの展覧会が5月1日から始まるミラノ万博とも関係がありそうです。

江波・小西氏のヴェネツィアでの展示は9月からですが、会期の重なるミラノ万博の展示の一部となると、合意書に記されています。今年のミラノ万博のテーマは「食」。

江波作品の持つ愛らしさや美しさをみごとに表す「Delizie」という言葉が、なにげにミラノ万博とテーマと繋がっています。

2:26 PM 江波冨士子・小西潮作品展 in Venezia 決定致しました!

思えば昨年2014年3月。卯甲が初めてヴェネツィアを訪れ、当時国立東洋美術館館長のスパダヴェッキアさんにお会い致しました。その折、小西・江波作品を持参して見ていただき、一目でぜひ東洋美術館で展覧会をやりましょう!とおっしゃっていただいてから1年。作品を前にした館長様の驚かれたお顔が忘れられません。

すべてヴェネツィア在住のコーディネーター持丸史恵氏のお導きあっての事でした。持丸さんを2014年お正月帰国された折に、潮工房にご案内。彼女もヴェネツィア生まれのガラスが三浦半島の一角で息づいている事に驚かれました。日本人ならではの細やかさ、繊細な表現、ヴェネツィアの人々をも驚かすであろう作品をぜひ現地で紹介したいという思いが強くなり、3月に乗り込んだ次第です。

2014年7月のスイスのお茶会の後、作家さんとヴェネツィアに廻りスパダヴェッキア館長様にご挨拶。ムラーノ島のモレッテイさんを館長からご紹介いただき工房見学。楽しい思い出になりました。

企画書を提出して合意書に署名などなどを経て、ローマの文化省からのお返事待ちでしたが、ちょうど一年目のこの3月に正式決定とのお知らせをいただき感激致しました。スパダヴェッキアさんはこの2月でご退官になられましたが強い後押しをいただき、企画は副館長のボスコロさんに引き継がれました。9月までしっかり準備を整えて参りたいと思います。


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